年収200万、毎日終電帰宅の私、早く会社辞めたい

今から15年ほど前の話になります。当時わたしは19歳。給料の良さから消費者金融業の会社に営業事務として勤めていました。消費者金融といっても、テレビCMをするような大手ではありませんでしたが、全国に支店があり、地域密着型という感じです。求人に応募する際は多少の抵抗があったものの、女性専用ローン専門の会社であったため、応募に踏み切りました。

普段の業務は、申し込みに対する審査、電話対応、入出金の処理や営業です。事務的な作業に関してはすぐに慣れることができましたが、わたしにとって最大の難関だったのが「営業」です。当時、消費者金融に対して何も知らなかったわたしは、“営業ってなに?申し込んできた人の対応だけすればいいんじゃないの?”と思った記憶があります。けど終電帰宅するほど頑張っていました。

わたしが勤めていた職場では、既存のお客様で、融資枠に余裕がある方に対する営業が主でした。現段階で取引中のお客様であれば、営業もしやすかったのですが、もう1つあって、以前取引させていただいた方や、以前申し込みされたときはお断りした方などへの営業もありました。職場では大手の業者のようにメール等の対応はしていなかったので、全て電話で営業していました。突然電話をして、もしお困りであれば審査してみませんか…というような内容で連絡するのです。確かにその電話でタイミングがよければ感謝されることもありますが、そうでないことの方が多い印象を受けました。毎日のその作業が嫌で嫌で仕方ありませんでした。

もし、自分に同じような営業がきたら、あまり気分がよくないなぁと思ったからです。個々のノルマはないものの、店舗としての営業目標はあるわけで、休日出勤をしてまで営業することもありました。自分の営業が下手だからなのかと思い、自分なりに努力をしたつもりでした。それでも年収は200万円程度と今思えば何故働けたのだろうと思うほどです。

しかし、体は悲鳴をあげていたのかもしれません。胃痛や吐き気、嘔吐などの症状が出はじめました。市販の薬で何とか対応していたのですが、当時同棲していた彼いわく、寝ているときも、ずっと痛い、痛いと言ってると。病院に行くと、胃腸炎とのこと。その頃には、円形脱毛症もできてしまい…もう限界だと思いました。事情を話し退職することにしたのですが、それから営業が伴う仕事は、怖くて出来なくなりました。